【購入は待って】26 VENTUS TRの評価は?BLUE・BLACK・REDの違いを工学博士が物理特性から徹底解説
はい、こんちゃす。
「この前のフィティングで初めてVENTUSを打った…」たちともです。

VENTUSって、BLUE・BLACK・REDに加えて「TR」まであるから、正直ややこしいよな~
この記事にたどり着いた読者の皆さんは、



26 VENTUS TRが気になる!BLUE・BLACK・REDは何が違うの?前作や24 VENTUSとはどう違うの?
と気になっている人が、ほとんどだと思います。
26 VENTUS TRは、3色とも重さとトルクがほぼ同じです。
それなのに、「どこがしなるか(剛性分布)」がまったく違うので、選び方を間違えると「硬すぎる」「左に行く」と後悔しかねません。
そこで本記事では、シャフトの材料を研究してきた工学博士・たちともが、公式スペックと国内外のレビューをもとに、26 VENTUS TRの物理特性を徹底解説します!
では、いってみよう!
- 44,000円 [税込]
フジクラの「26 VENTUS TR(ヴェンタス ティーアール)」は、VENTUSシリーズの中でツアー向けに設計された「TR」ラインの第2世代です。BLUE(中元調子)・BLACK(元調子)・RED(先中調子)の3モデルがあり、どれも手元とシャフト中央を硬くした、叩いても左に行きにくい設計です。 バイアス層に複数の高弾性材料を重ねた「VeloCore Plus」で、芯を外したときのヘッドのねじれを抑えます。いちばん外側には独自のクロス材「SPREAD TOW FABRIC」を使い、シャフト中央の剛性を上げて弾道のばらつきを減らしています。 …
この記事で分かること
- 26 VENTUS TR BLUE・BLACK・REDの違いと選び方
- 振動数・トルク・繊維の向きから見た物理特性
- 国内外の試打レビューの評価
こんな人におすすめ
- 26 VENTUS TRの3色で迷っている人
- 前作のVENTUS TRや24 VENTUSを使っている人
- 叩いても左に行かないシャフトを探している人
目次
【結論】26 VENTUS TRは「手元が硬いVENTUS」。3色は調子で選ぶ
先に結論です。26 VENTUS TRは3色とも、手元とシャフト中央をしっかり硬くした、叩けるVENTUSです。
そのうえで、どこをしならせるかで3色が分かれています。
| モデル | 調子 | 弾道・スピン | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 26 VENTUS TR BLUE | 中元調子 | 中弾道・低スピン | 迷ったらこれ。フェード〜ストレートで攻めたい人 |
| 26 VENTUS TR BLACK | 元調子 | 低弾道・低スピン | 吹け上がりと左のミスを消したいハードヒッター |
| 26 VENTUS TR RED | 先中調子 | 中高弾道・適度なスピン | 球を上げたい人、つかまえたい人 |





3色とも「手元が硬い」のが共通点。切り返しで手元がしなる感覚が欲しい人は、TRより通常のVENTUSを選ぶのが無難やで!
- 44,000円 [税込]
フジクラの「26 VENTUS TR(ヴェンタス ティーアール)」は、VENTUSシリーズの中でツアー向けに設計された「TR」ラインの第2世代です。BLUE(中元調子)・BLACK(元調子)・RED(先中調子)の3モデルがあり、どれも手元とシャフト中央を硬くした、叩いても左に行きにくい設計です。 バイアス層に複数の高弾性材料を重ねた「VeloCore Plus」で、芯を外したときのヘッドのねじれを抑えます。いちばん外側には独自のクロス材「SPREAD TOW FABRIC」を使い、シャフト中央の剛性を上げて弾道のばらつきを減らしています。 …
26 VENTUS TRとは?

26 VENTUS TRは、フジクラのVENTUS(ヴェンタス)シリーズの中で、ツアー向けに設計された「TR」ラインの第2世代です。2026年1月にBLUEが発売され、6月4日にBLACKとREDが加わりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | フジクラ(藤倉コンポジット) |
| モデル | BLUE(中元調子)・BLACK(元調子)・RED(先中調子) |
| 発売日 | BLUE:2026年1月/BLACK・RED:2026年6月4日 |
| メーカー希望小売価格 | 55,000円(税込)※シャフト単体。組立・グリップ代は別 |
| 重量帯 | 50g台〜80g台(モデルにより異なる) |
| 主なテクノロジー | VeloCore Plus、SPREAD TOW FABRIC |
※フジクラ公式サイトの掲載内容(2026年11月時点)。
VeloCore Plus(ベロコアプラス)


バイアス層(シャフトのねじれを受け持つ斜めの層)に、複数の高弾性材料を重ねる技術です。芯を外したときのヘッドのねじれを抑えて、方向性を安定させるのが狙いです。





高弾性材料がなにかが気になりますねぇ~
24 VENTUSから受け継いだ技術を、さらに進化させています。
SPREAD TOW FABRIC(スプレッドトウ・ファブリック)
いちばん外側の層に使っている、フジクラ独自の平たく広げた炭素繊維のクロスです。シャフト中央のねじれ剛性と曲げ剛性を上げて、弾道のばらつきを減らします。
グリップ側に見えている格子模様が、このクロス材です。
26 VENTUS TRのスペック一覧
3色のスペックを1つの表にまとめました。注目してほしいのは、同じ重さ・同じフレックスなら、トルクがほとんど変わらないことです。


工学博士が読み解く、26 VENTUS TRの物理特性
ここからが本題です。まだ試打はしていないので、
スペックと公開されている測定データから、シャフトの中で何が起きているかを読み解きます。
同じ重さ・トルクなのに、BLACKだけ振動数が高い
ゴルフダイジェストの「みんなのゴルフダイジェスト」では、同じヘッド(テーラーメイド Qi4D、10.5°)・同じ長さ(45.5インチ)で、3色の振動数を測っています。振動数は、シャフト全体の曲がりにくさを表す数字です(くわしくは振動数の解説記事)。
| モデル | 5S(約61g) | 6S(約69.5g) |
|---|---|---|
| BLUE(中元調子) | 252 cpm | 262 cpm |
| RED(先中調子) | 257 cpm | 263 cpm |
| BLACK(元調子) | 268 cpm | 279 cpm |
重さもトルクもほぼ同じなのに、BLACKだけ10〜17cpmも高い。これは、BLACKは手元から先端までの全体が硬いことを示しています。振動数はグリップ側を固定して測るので、手元とシャフト中央の硬さが強く効くんです。
一方で、BLUEとREDの振動数はほとんど同じです。全体の硬さは同じくらいで、「どこがしなるか」だけが違う、という設計だと読み取れます。
調子の違い=インパクトでのロフトとフェースの向きの違い
調子は、シャフトのどこがいちばんしなるかを表します。先端側がしなるほど、インパクトでヘッドが前に出て、ロフトが増え、フェースが閉じやすくなります。
- RED(先中調子):先端が動くので、球が上がりやすく、つかまりやすい
- BLUE(中元調子):先端が動きにくく、中弾道でフェースの向きが安定する
- BLACK(元調子):先端も硬く、ロフトが増えにくいので低スピン・低弾道になる


フジクラ公式の剛性分布(EI)グラフを見ると、3本とも手元(HANDLE)がいちばん硬く、先端(TIP)に向かって柔らかくなっていきます。違いが出るのは、先端から中央にかけてです。
REDは先端〜中央がいちばん柔らかく、BLUEは先端寄りに少し硬い部分があります。BLACKは中央から手元まで、ほかの2本より一段硬くなっています。
これは、先ほどの振動数でBLACKだけが高く、BLUEとREDがほぼ同じだった結果とぴったり合います。
海外メディアの解説でも、BLACKは「手元と先端がとても硬く、中央が硬い」、REDは「手元がとても硬く、中央と先端が硬め(先端はやや柔らかい)」と説明されています。
トルクの数字に出ない「ねじれにくさ」
トルクは、シャフトをねじったときの角度を、止まった状態で測った数字です。
26 VENTUS TRのトルクは、3色とも同じ重さならほぼ同じです。
ただ、実際のスイングで効くのは、芯を外したときにヘッドがどれだけ「ねじれ戻るか」です。
VeloCore Plusは、バイアス層に弾性率の違う複数の材料を重ねることで、このねじれの動きを抑えようとしています。トルクの数字が同じでも、打ったときの方向性に差が出るのは、このためです。
繊維の向きを変えると、何が変わる?
材料工学の目線で、いちばん面白いのがここです。炭素繊維は、繊維の向きによって強くなる方向が変わります。
- 0°(シャフトと同じ向き):曲げに強くなる=しなりにくくなる
- ±45°(斜め):ねじれに強くなる=トルクが小さくなる
- 90°(ぐるっと一周する向き):つぶれに強くなる=断面の形が保たれる
海外メディアによると、2026年モデルでは繊維の向きをより0°寄りにして、前作より少し硬くしたそうです。また、グリップ側のスプレッドトウ・クロスの向きも変えて、手元のねじれ剛性を上げたとされています。
つまり、26 VENTUS TRは手元の「曲げ」と「ねじれ」の両方を硬くしたシャフトです。切り返しで手元がしなりにくいので、テスターが口をそろえて「手元がしっかりしている」と言うのも、物理的に納得できます。





手元が硬いと、ヘッドが軽く感じる(カウンターバランスっぽく感じる)のも面白いポイント。重いヘッドで振り心地を調整したい人は、ここも要チェックやで!
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フジクラの「26 VENTUS TR(ヴェンタス ティーアール)」は、VENTUSシリーズの中でツアー向けに設計された「TR」ラインの第2世代です。BLUE(中元調子)・BLACK(元調子)・RED(先中調子)の3モデルがあり、どれも手元とシャフト中央を硬くした、叩いても左に行きにくい設計です。 バイアス層に複数の高弾性材料を重ねた「VeloCore Plus」で、芯を外したときのヘッドのねじれを抑えます。いちばん外側には独自のクロス材「SPREAD TOW FABRIC」を使い、シャフト中央の剛性を上げて弾道のばらつきを減らしています。 …
26 VENTUS TRの評判は?国内外の試打レビュー
ここからは、実際に打った人のレビューを紹介します。
国内レビュー:みんなのゴルフダイジェスト(クラブナビゲーター 吉田智浩さん)
ゴルフステージ成城の吉田智浩さんが、PING G440 MAXとテーラーメイド Qi4Dの2つのヘッドで、3色を試打しています。
| モデル | 主な評価 | スピン量の目安 |
|---|---|---|
| BLUE 6S | 手元がしっかりしていて、中高弾道・低スピンで左右のブレが少ない。24 VENTUSのBLUEとBLACKの中間 | 低スピン |
| BLACK 5S | 硬いが、ターゲット層には硬すぎない。Qi4Dでは打ち出し約14° | 約2,300〜2,400rpm |
| BLACK 6S | 切り返しのタイミングが合えば、ハードヒッターでなくても使いこなせる | 約2,400〜2,500rpm |
| RED 6S | 振った分だけ飛ぶ。Qi4Dでは「叩いても左に行かない」 | 約2,500〜2,600rpm |
※各記事の内容を要約。スピン量はヘッドによって変わります。
REDについては、「叩いても左に行かない、安定感のあるツアープロ向け先中調子」と評価されています。先中調子なのに左を怖がらずに叩ける、というのが26 VENTUS TR REDの特徴です。
海外レビュー:Golf Monthly(元ヘッドPGAプロ Joe Fergusonさん)
イギリスのゴルフ誌Golf Monthlyでは、フィッティングの経験が豊富なJoe Fergusonさんが、BLACKとREDを試しています。
- BLACK:前作より切り返しがスムーズで、打ち出しの方向がそろう。ただし、テンポがゆっくりな人には難しい
- RED:TRシリーズでいちばん先端が柔らかく、フェースを戻しやすい。通常のREDとBLUEの間を埋める1本
- 共通:高いヘッドスピードでも安定し、フィッティングでの確認が欠かせない
海外レビュー:GOLF.com・Plugged In Golf
アメリカのGOLF.comでは、BLUEをフェアウェイウッドで試して高く評価する一方、ドライバーでは手元が硬く、つかまえにくいと感じたそうです。前作のTR BLUEより、明らかに左に行きにくい方向へ変わったとしています。
Plugged In Golfでは、BLACKについて、とても安定していて思い切り振ってもねじれを感じないと評価しています。
ただし、ボール初速や打ち出しを助けてくれるシャフトではなく、タイミングが合わないとミスになると注意しています。



どのレビューも「手元が硬い」「左に行かない」は共通してるんやな…
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前作や他のシャフトとの違い
24 VENTUS・前作VENTUS TRとの違い
吉田さんは、26 VENTUS TR BLUE 6Sを「24 VENTUSのBLUEとBLACKの中間」と表現しています。通常のVENTUSより手元が硬く、前作のTRより左に行きにくい方向に進化した、というのが国内外のレビューで共通する評価です。
T.2 GOLFでレビューした人気シャフトとの比較
調子が近いシャフトで比べると、こんなイメージです。
| 26 VENTUS TR | 調子が近いシャフト | 違いのポイント |
|---|---|---|
| RED(先中調子) | SPEEDER NX WHITE | どちらも先中調子。TR REDは手元がより硬く、叩いたときに左に行きにくい |
| BLUE(中元調子) | TENSEI 1K Pro Orange RIP+ | どちらも左を嫌う設計。TR BLUEは中弾道・低スピン |
| BLACK(元調子) | S-TRIXX Y | どちらも元調子のアスリート向け。TR BLACKは振動数が高く、全体が硬い |
ほかの人気シャフトとの違いは、ドライバーシャフト比較で一覧にしています。
購入前に知っておきたい注意点
- 3色とも手元が硬いので、切り返しで手元をしならせたい人には合いにくい
- BLACKは振動数が高く、ヘッドスピードとテンポが必要。迷ったらBLUEかREDから
- シャフト単体で55,000円と高価。ヘッドに合うスリーブ付きを選び、できれば試打で確認する
なお、楽天市場のバンザイゴルフでは、スリーブ・グリップ付きで44,000円(税込)で販売されています。フジクラ限定の割引クーポンで13,000円OFFになるので、シャフト単体の定価よりかなり安く手に入ります(2026年11月時点。クーポンの内容は時期によって変わります)。
シャフトの硬さ選びに不安がある人は、フレックスの選び方や硬すぎるシャフトの影響もチェックしてみてください。
- 44,000円 [税込]
フジクラの「26 VENTUS TR(ヴェンタス ティーアール)」は、VENTUSシリーズの中でツアー向けに設計された「TR」ラインの第2世代です。BLUE(中元調子)・BLACK(元調子)・RED(先中調子)の3モデルがあり、どれも手元とシャフト中央を硬くした、叩いても左に行きにくい設計です。 バイアス層に複数の高弾性材料を重ねた「VeloCore Plus」で、芯を外したときのヘッドのねじれを抑えます。いちばん外側には独自のクロス材「SPREAD TOW FABRIC」を使い、シャフト中央の剛性を上げて弾道のばらつきを減らしています。 …
まとめ|26 VENTUS TRは「左を消して叩きたい人」のVENTUS
ということで、今回は26 VENTUS TRの3色の違いを、物理特性とレビューから解説しました。
この記事のポイントをおさらいします。
- 3色とも手元と中央が硬く、叩いても左に行きにくい
- 振動数はBLACKが突出して高く、BLUEとREDは同じくらい
- 迷ったらBLUE、上げたいならRED、低スピンを極めたいならBLACK
ということで、ではまた!
- 44,000円 [税込]
フジクラの「26 VENTUS TR(ヴェンタス ティーアール)」は、VENTUSシリーズの中でツアー向けに設計された「TR」ラインの第2世代です。BLUE(中元調子)・BLACK(元調子)・RED(先中調子)の3モデルがあり、どれも手元とシャフト中央を硬くした、叩いても左に行きにくい設計です。 バイアス層に複数の高弾性材料を重ねた「VeloCore Plus」で、芯を外したときのヘッドのねじれを抑えます。いちばん外側には独自のクロス材「SPREAD TOW FABRIC」を使い、シャフト中央の剛性を上げて弾道のばらつきを減らしています。 …







